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【年に一度の歴史絵巻】伝統と迫力の火縄銃演武|新宿・江戸幕府鉄砲百人組行列を歩く【アクセス・演武・歴史まとめ】


鉄砲百人組行列

「江戸時代の武士文化を肌で感じたい」「現代に蘇る火縄銃の迫力を見てみたい」
そんな方におすすめなのが、東京都新宿区・百人町周辺で開催される『鉄砲百人組行列』です。

鉄砲百人組行列


引用:ameba

この行列は、江戸幕府の鉄砲隊「鉄砲百人組」の伝統を継承する唯一無二のイベントで、百人町という地名そのものが、かつてこの地に隊士たちの屋敷が集まっていたことに由来しています。都内でこれほど大規模かつ本格的な火縄銃行列と演武が見られるのはここだけ。迫力の空砲演武や威風堂々とした出陣の儀は、まさに“江戸の息吹”を現代に蘇らせる特別な体験です。

この記事では、2025年の開催情報をもとに、アクセス方法・行列と演武の見どころ・歴史背景まで詳しく紹介します!


お祭りの概要

鉄砲百人組行列(てっぽうひゃくにんぐみぎょうれつ)は、江戸幕府直属の鉄砲隊「鉄砲百人組」の伝統を現代に伝えるイベントです。

江戸時代、将軍家を護衛するために組織された精鋭たちの火縄銃演武と行列が再現され、百人町の名前の由来にもなった歴史的背景を体感できます。


■ 今年の開催予定日

2025年10月5日(日)予定(小雨決行)


開催場所・アクセス

場所 東京都新宿区百人町周辺(大久保通り・皆中稲荷神社付近)
アクセスJR中央・総武線「大久保駅」徒歩3分
                 JR山手線「新大久保駅」徒歩7分

※行列通過に合わせて交通規制が実施されるため、徒歩移動推奨です。


見どころ・演武ポイント

🔫 鉄砲百人組行列再現

火縄銃を携えた武士たちが、威風堂々と通りを練り歩く姿は圧巻!

引用:オマツリジャパン

💥 火縄銃演武(空砲射撃)

実際に火薬を使った空砲射撃が披露され、轟音と煙が街を包みます。臨場感たっぷり!

引用:Hatena Blog

引用:クリナップ

🏯 皆中稲荷神社での奉納演武

百発百中の神様として知られる神社で、成功祈願の演武が行われます。

引用:オマツリジャパン

江戸幕府鉄炮組百人隊 出陣の儀とは?

「出陣の儀」は、江戸幕府の鉄炮組百人隊が将軍家の守護と江戸城警護の任を帯びて出動する様子を再現した厳粛な儀式です。
鉄砲百人組行列の中でも最も格式高く、歴史的意義の深い場面とされています。

この儀式では、甲冑に身を固めた鉄砲隊士たちが、号令のもと整列し、旗指物や火縄銃を携えて進軍の構えを取ります。
隊列の先頭には頭(かしら)と呼ばれる指揮官が立ち、堂々たる歩みとともに威風堂々と進行します。
その姿は、まさに戦国の武士の気風を現代に伝えるもの。

出陣の儀は単なるパレードではなく、武士の忠誠と誇りを象徴する儀礼であり、観覧者にとっては、江戸時代の武士文化を肌で感じられる貴重な瞬間です。

引用:第31回江戸幕府鉄炮組百人隊出陣の儀


■ 歴史背景・豆知識

鉄砲百人組は、徳川家康によって編成され、江戸城の警護・将軍外出時の護衛などを担った精鋭部隊。
百人町という地名も、鉄砲組百人隊の屋敷が並んでいたことに由来します。
使用される火縄銃は、現存する古式銃を用いており、保存・継承活動にも力が入れられています。


よくある質問(FAQ)

https://www.matsu-ripi.com/wp-content/uploads/2025/05/アイコン画像-300x300.png
おまつりさん

Q. 雨天時は?

https://www.matsu-ripi.com/wp-content/uploads/2025/05/アイコン画像祭りぴさん-460x460.jpg
祭りぴ

A. 小雨決行、荒天中止。公式情報や地域掲示板をチェックしましょう。


周辺観光スポット

🛕 皆中稲荷神社

「当たる神社」として有名。運気アップ祈願にも!

引用:神社と御朱印、ときどき寺院

🍜 新大久保コリアンタウン

演武後はグルメ散策もおすすめ。韓国料理やスイーツを堪能!

引用:新大久保コリアンタウンマップ

🎭 新宿歌舞伎町エリア

夜はネオン街をぶらりと歩くのも楽しい。

引用:RETRIP


まとめ

鉄砲百人組行列は、江戸時代から続く武士文化と、新宿という現代の街並みが融合する唯一無二の歴史イベントです。
火縄銃の轟音と立ち上る白煙、整然と進む甲冑武士たち――その迫力は、写真や映像では味わえない**“本物の臨場感”**
さらに、皆中稲荷神社での奉納演武では、神聖な空気の中で行われる一発一発に、観客も思わず息を呑みます。

見学のあとは、新大久保のコリアンタウンで絶品グルメを楽しむなど、一日を通して歴史と現代カルチャーが満喫できるのも魅力のひとつ。
都会にいながら江戸の空気を全身で感じられるこの機会、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか?

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